

トップ>>ウエディングブログ>>ダイヤモンドのシェイプの種類とメリットについて
ダイヤモンドのシェイプの種類とメリットについて

ダイヤモンドの「シェイプ」とはダイヤの「形(シェイプ・カット)」のことを指します。
光を反射し美しく輝くダイヤモンドは元々そのような形だったのではなく、シェイプによって輝きを引き出されるものです。
今回はダイヤモンドのシェイプの種類と、そのシェイプのメリットや魅力について紹介していきます。
1. ラウンドブリリアント
58面体である「ラウンドブリリアント」は、ダイヤモンドの中で最も強い輝きを生み出すシェイプ。
ファセットから入った光を内部で反射させる能力に優れており、ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出してくれる形です。
ラウンドブリリアントは特にロス率が高いシェイプであるため、50%以上はカットロスになってしまうとも言われますが、その理想的な輝きと
美しさのため非常に人気が高くスタンダードなシェイプになっています。
婚約指輪の定番ともなっているシェイプなので「オーソドックスさ」を感じてしまう方もいるかもしれませんが、
美しさと輝きを重視して選びたい場合はやはりラウンドブリリアントがオススメです。
2. ペアー
洋梨のような形が特徴の「ペアー」は、涙の雫に似ている形のため「ティアドロップ」とも呼ばれるシェイプです。
大粒のダイヤモンドを使用するケースがほとんどで、ティアラの中央や大ぶりのネックレストップなどに使われることが多くなっています。
存在感が大きいためパーティや結婚式などに使用されることが多く、上品でエレガントな魅力が特徴です。
ペアーシェイプの指輪は片方が尖っているため、指先が美しくみえるという効果も。
大粒のダイヤを使うため存在感が強く、婚約指輪にもオススメです。
3. ハート
65面体であるハートシェイプは、その名前の通り愛の象徴である「ハート」の形をかたどったダイヤモンドです。
個性的な存在感が魅力的で、婚約指輪にもオススメ。女性らしく華やかなシェイプなので、若い女性から特に人気が高いようです。
0.3〜0.5カラットの物ならさりげなくつけられるため、年齢を重ねた後でも可愛らしく身につけることができます。
4. プリンセス
プリンセスシェイプは、英国王室のキャサリン妃のエンゲージリングに採用されたことでも有名な形です。
真上から見ると正方形のような形をしており、柔らかく上品な輝きと尖った角のある個性的なカットは婚約指輪としても好まれています。
5. マーキス
マーキスシェイプは両端が尖った楕円形をしており、ラウンドブリリアントを細長くしたようなデザインです。
カラット重量を最大化してくれるシェイプであるため、ダイヤモンドを大きく見せるというメリットがあります。
またマーキスの長さは指を細くキレイに演出してくれる効果が期待できます。
6. オーバル
オーバルシェイプは楕円形をしたダイヤモンドで、ラウンドダイヤモンドに近い輝きが魅力です。
ペアーやマーキスのように長さがあるため、指が長く細く見える効果があり婚約指輪にもオススメ。
生命や母体を象徴する形とも言われ、暖かく優しい印象のダイヤモンドです。
7. エメラルド

長方形の角がカットされたエメラルドシェイプは、元々エメラルドに利用されていたカット。
テーブルが大きく解放されたデザインのため、ダイヤモンドの透明感をより際立たせる効果があります。
伝統的で鏡面のようなカットはクラシックな魅力があり、知的な美しさを演出することができます。
シェイプを考えながら婚約指輪を選べば、特別感もひとしお。
一生に一度のアイテムですので、シェイプにもこだわってみてはいかがでしょうか?